モノノノノノ

もやっとした時にもやっとしたことしか書きません。簡素に生活しつつ、マッチョになりたいです。

山を走ってみた

先日、4月のとある週末に山に行った。場所は埼玉の秩父方面。友人がキャンプに行こうというのだ。ただこのキャンプ、オッサンだけであーじゃないこーじゃないと、お酒で呂律が回ってない状態で騒いだ挙句、近くのキャンパーに毎度迷惑をかけるという割と生産性の低めで、とびきり楽しくくだらないイベントなのだ。しかも、山に来たのに山らしいイベントはバーベキュー(と酒)ばかり。少し物足りなさ(と馬鹿さ)を感じていた僕は前々からやってみたかったトレイルランニングを一人でやってみようと思い立った。

初心者でも行けそうなコースが近くにある事を調べて、とりあえず手元にあるランニングウェアに身を包み、1人山道へ向かった。

山に登るとなると、やたらと装備を揃えろみたいな事言われるが、それは順番が逆でまずは山に登んないと山が楽しいことも分からないし、とりあえず行くことにした。ショッピングしたいのか、山登りたいのか分からなくなる状態は避けたかった。

結果から言うと楽しかった。山に行くのは数年ぶりでドキドキしたし、山を走るという新鮮さも素晴らしかったと思う。

ただなんだろうか。山に行くこと自体になかなかの大変さを感じたのも確かだった。それなりに移動費もかさむ。時間もかかる。身体もバキバキだ。あの心地よさを思い出し、もっと行ってみたいと思いながらも、この気だるさと迷いはなぜか拭えない。ナニこの不思議な感じ。

憧れのトレイルランニングをやれたのに、本当のトレイルの楽しみを知るのはまだ時間がかかりそうな気がする。

嗚呼。