モノノノノノ

もやっとした時にもやっとしたことしか書きません。簡素に生活しつつ、マッチョになりたいです。

すべてを一旦諦めた先は

闇だった。

 

諦めた上で、三連休はとりあえず休んだ。無理をしてでも遠出して、心を落ち着けよう。新潟あたりで雪と戯れた。しかし、夜は無理矢理酒を呑んでも、寝ている間何度かうなされた。よく眠れない。

 

週が明けて、また新しい案件が開始されると言う。打合せに向かうが速攻客からクレーム。他の案件が揉めている中、同じ面子で新しい案件をやろうと言うのだから怪訝に思われても仕方あるまい。PM「問題ありません。」僕「はっ?(嘘つけ!)」

 

緊張感のある打ち合わせは進むが、どうも噛み合わない。聞いているとPMの言っていることと、客の要望が全く噛み合わない。僕が聞いていてもおかしすぎるところが多すぎる。スケジュールもあり得ないことになっている。これで受注してんの?マジで?え?受注どころか、まだ見積出してない?え?作業範囲決まってない?増額不可?見積提出前に作業開始となってるけど。

 

あ、ダメだ。

すべてを一旦諦めた

ブラックがブラックたる理由はなんなのか。

 

残業時間80時間は超えちゃダメよ。と上司は言った。なんてホワイトなセリフだろう。

3つ案件やってて全部今月中に終わらせなきゃと言った。いや、うち2つはほぼ1人なんですけど。

 

案件は遅れていた。開始から遅れていた。送られてこない情報。返ってこないメール。追加されない人員。よくわからない会議。よくわからない契約内容。

 

きっちりとした設計が始まったのは予定より1ヶ月以上遅れていた。きっちりした情報が送られて来たのは開始して2ヶ月経ってから。先方がだしたリカバリープランは『頑張る』。ここに来て山のように知らないインプット情報が満載。キッツイ。

 

設計から構築まで実質1ヶ月。要件未だ決まらず。流石に無理。PMに連絡。詳細が分かってないんですけど、誰か半日位作業させればいいですかね?ワオ、PM状況さえ把握してないとは。じゃあ、マネージャーに連絡だ。出ない。まあマネージャーにも状況は伝わってないんだろうな。

 

帰ろう。

もう少しで残業時間80時間超えちゃうから。ホワイトだから。

業界の畜生

SI業界で働く私。結局は業界の闇を感じてならない。世間でもSEは以前から良いイメージがないと思う。

 

よく問題とされるのは多重請負と言われるいくつもの会社間契約を経て、仕事を請け負うため2次受け以降の会社は利益も少なく、ユーザーと直接話もできないので大変だという話だ。

 

私が思うに、それに加えて複数の案件を同じタイミングで請け負うことも、業界のブラック化に一役買っていると思う。

 

2次受け以降の会社は発注してもらえるかわからない案件のため、ひたすら無償で見積りを作って、必要なら説明資料なども作成する。タダだ。そのくせ発注する事は確約出来ないし、時期も確約されない。客の都合で遅れてもそれは受け入れるしかない。そうなるとどの案件も取れるかわからない。馬鹿げた売上げ目標達成には案件を取る確率をあげるしかないから、ひたすらに見積りを出し続ける。

 

ここで想定せず、案件が取れすぎてしまったと言う状況になることがあるわけだ。発注元からすれば貰った見積で発注してるわけだから悪気が無いはずだが、受注した側はやる人がいないのに契約を交わしてしまう状況になる。

 

そうなると人を補填しなければならないが、タダでも人材が不足しているこの業界では人はそうそういない。じゃあどうするか。複数の案件を少人数でやらせるしか無い。表向は5人いることになっているが実際動けるのは2人だけみたいな感じだ。

 

実際動く人はキツイ。いるはずの人がいないのでその人たちでなんとかするしかないとなるわけだから、負荷は高く、ストレスも分散されない。実際客から見ても、聞いているような体制と違うことに違和感を覚えるだけでなく、納期の遅延などもあり得るわけだから良い事では無い。

 

それでも動く人はやるしか無い。そのキッツイ動く人となっている私である。ストレスの泉源が止まることを知らない。そんな泉源いらないよ。

 

 

タープで寝る練習をしてきた

最近どうも山に行きたい熱が高くなっていた。ただもう12月。東京はまだ本格的に寒いとまではいかないけれど、山は寒い。僕のような初心者は日帰り登山がせいぜいであろう。

 

ウルトラライトハイキングという、無駄なく軽くて自由なハイキングに数年前から憧れがあったが、登山道具は揃えるだけでもそれなりに高価なのでずっと足踏していた。僕が特に憧れていたのはタープ泊で、文字通りテントではなくタープを使って寝ることだ。自然をもっと近く感じる事が出来そうだ、と登る事よりそっちに興味を惹かれていた。

 

つい最近の週末、江東区の海沿いのキャンプ場で1人細々とタープで寝る練習をしてきた。

 

わかった事は「シュラフは大事」「タープで寝ることは可能」「経験が必要」だった。

 

まず、寒かった。夜明の午前四時ごろ気温の3度(iPhone調べ)になったあたりから寒くてぱったり眠れなくなった。それまでは少し身体を揺すったりしてなんとか寝たり起きたりを繰り返していたのだが、僕の薄いシュラフではSOLエマージェンシービビーライトでカバーしても3度が限界のようだった。シュラフは大事だ。すごくシンプルで当然なのかもしれないが明方の四時ごろが一番寒くなることも初めて知った。

 

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余りよく寝たとは言えなかったが、タープで寝ることが可能だと自身の体験でわかった事は大きな収穫だった。張り方次第で居住性やプライバシーは充分確保出来ると思った。とても嬉しい事だった。家にあるやっすいBBQで使っているタープだった。でも大丈夫だった。

 

そして、登山もタープ泊も(というか何でもそうだが)経験が必要だと言うことを痛感した。ウルトラライトハイキングだってそうだが、自分に何が必要で何が使えて、何がしたいかを考察、準備した先に実現しているのだと思った。タープを張るのでも、初めての事で1時間近くかかったし、ポールやペグダウンのやり方も振り返ると間違いだらけだった。タープも3m × 3mは大きかったし、張り縄だって長すぎた。なんか張りが甘くてダルついたタープだった。

 

友人や嫁には「そりゃ寒いだろ(馬鹿なの?」くらいの事は言われたけれど、僕は楽しかった。春が待ち遠しい。

夜通う

先日からランニング熱が上がったものの病み上がりに加え、11月の寒さがあったのでどうも走る気が起こらないでいた。寒いし、風邪ぶりかえしたりしたらやだなぁと。

 

つい先日、通夜に行った。僕の前職の上司の奥様が無くなったとのことだった。辞める前から不治の病のような事は聞いていた。上司は仕事の権化のような人で午前3時まで受注できるかわからない見積を作り、その働きっぷりと熱意を僕ら部下にも強要し、ブラック企業の化身のような人でもあった。何人もの被害者、退職者を生み出し、僕はいつも屍を越えて生かされていることを感じて働いていたものだ。まあ、今や僕もその屍の一つになったわけではあるかもしれないが。

 

葬儀や通夜は20歳位から祖父の死を皮切りに出るようになって、死を考えるとても尊い機会であると思っている。目の前に死を感じて、周りの人と死を共有して。死ぬことが確実に待ち受けている現実と、それに反してくだらない生活を見て、いつも何かを考えさせてくれる。今は死ねないな、と当たり前のことを考える。

 

走りたいと思っても走れないあの人の、走りたくはなかったかもしれないけど走ることさえできないあの人の事を考えると、なんだか走るしかないなと思った。

 

別に走ることなんてしなくたって構わないけど、やりたいならやるしかないなと思った。

 

通夜から1ヶ月、毎日走ってみようと思う。やりたい事をやればいいと思う。

 

(追記)当然のように毎日走ってません。

復活

ようやく風邪から解放された。やっぱり病院に行くべきだった。それでも回復には5日かかった。11月は天気がおかしかったと改めて思った。

 

そしてようやく12月、あっという間に12月だ。朝夕は寒いものの11月中頃のように最高気温が1桁という事も今のところない。

 

先日ふと山に登り、ネットでトニーの映像を見ていたら、山熱とランニング熱がまた上がってきた。

 

山グッズとラングッズをネットで探しつつ、早速ランを再開したわけだが、しばらく走っていない病み上がりの身体は思いの外、動かなかった。肺が痛い。足も重い。たかだか5キロで筋肉痛にもなってしまう。体は正直ということか。

 

 

年末は諸手続のため、宮崎に帰ることにした。お金もかかるし、気が重いが折角なので山でも登ってこよう。地元の山を登るのは数年ぶりで少し楽しみではある。

病気がち

ここのところ風邪を引いている。主に咳がでてノドが痛く、首辺りのリンパが腫れるのが主な症状だ。病院に行って薬をもらったが土日は療養していたにも関わらず、完治しない。歳だろうか、歳だろうな。

 

実は先月も似たような症状で風邪をひいていた。嫁に至っては今月インフルエンザにかかり、その翌週には酒を痛飲し、寝ゲロをしていた。女の寝ゲロは見るに耐えない。

 

急な気温の変化か気の緩みか年齢か、この1ヶ月うちはどうも病気がちだ。歳と健康のありがたみを感じた先週だった。病気だとどうも家が暗い。タバコ辞めようかな。